転職活動を始めるとき、利用する人も多い「転職サイト」。
転職サイトに登録していると、様々な転職エージェントからスカウトや連絡があります。
私も今回の転職活動では、複数の転職サイトに登録し、その中でスカウトを送ってくれたいくつかの転職エージェントの担当者と実際に話をしました。
そこで感じたのが、「転職エージェントなら、どこでも同じというわけではない」ということです。
求人の紹介方法も違えば、書類添削や面接対策などのサポート内容も違います。
そして何より、担当者によって熱量や相性がかなり違うと感じました。
今回は、私が実際に複数のエージェントを利用して感じた、転職エージェントの選び方について紹介します。
転職エージェントは担当者によってかなり違う
転職活動を始めた当初、転職サイト内でコンタクトをしてくれた大手の転職エージェントに求人紹介をお願いしていました。
大手なら求人数も多く、転職支援のノウハウも豊富です。実際、たくさんの求人を紹介してもらえるというメリットはありました。
が、大手エージェントを利用していると同じエージェントから何人も連絡がきたり(内部で情報共有してないよね!?と感じること多々)、「とにかく応募しましょう!」という感じで、数を重視しているように感じるところもありました。
いわゆる、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」というスタンスです(爆)
とにかく多くの求人に応募する。決して悪いことではありませんが、複数のエージェントを使ってみると、エージェントやよってサポートの仕方がかなり違うことが分かります。
熱量の低いエージェントは「求人紹介だけ」で終わる
エージェントとのやり取りで私が感じたのは、担当者の熱量にはかなり差があるということです。
中には、一度求人を紹介して、その後はこちらから連絡しない限り特に進展しない担当者もいました。
転職活動は、求人を見つけて応募するだけではありません。
自分がどんな仕事をしたいのか。これまでの経験をどう活かしたいのか。どんな働き方をしたいのか。そして、どんな会社なら自分に合うのか。
40代での転職となると、これまでのキャリアや今後の働き方も含めて考える必要があります。
だからこそ私は、「求人を紹介してくれる人」よりも「一緒に転職先を考えてくれる人」にサポートしてもらいたいと思うようになりました。
地元密着型の個人エージェント
そんな中、私が何気なく面談したのが、地元に根付いた個人の転職エージェントでした。
転職サイト内でコンタクトをしてくださり、たまたま目についたので返信してみたのが始まりでした。
最初から「この人にお願いしよう」と思っていたわけではありません。
ところが、実際に話してみると、とても頼りがいのある方でした。
特に印象的だったのが、地元企業のことをよく知っていたことです。
求人票に書かれている仕事内容や条件だけではなく、
「この会社はこういう社風ですよ」、「ここはあなたに合いそう」、「ここは仕事内容はいいけれど、ちょっと違うかもしれない」
など、かなりざっくばらんにアドバイスをしてくれました。
転職活動をしていると、求人票だけでは分からないことがたくさんあります。
給与や仕事内容、勤務時間などは分かっても、
「実際の会社の雰囲気はどうなのか」、「どんな人が働いているのか」、「自分の性格や経験に合いそうなのか」
までは、なかなか判断できません。
そこを企業とのつながりやこれまでの経験から教えてもらえたのは、とても心強かったです。
書類添削・面接練習のサポート
私がお世話になったエージェントは、求人紹介だけではありませんでした。
まず、職務経歴書などの応募書類をしっかり添削してくれました。
40代の転職では、これまでの経験をどう伝えるかが重要です。
「何をしてきたか」だけではなく、「その経験を転職先でどう活かせるのか」が伝わるようにする必要があります。
自分では気付かなかった部分についてもアドバイスをもらい、応募書類をブラッシュアップすることができました。
さらに、面接前には面接練習もしてくれました。
どんな質問が想定されるのか、どう答えれば自分の経験が伝わりやすいのかなど、事前に一緒に確認してもらえたので、本番も安心して臨むことができました。
そして、特にありがたかったのが、企業との面談後のフィードバックです。
面接が終わると、「ちゃんと答えられただろうか?」、「企業側はどう思ったんだろう?」ととても気になりますよね。
そんなときに、企業側からの評価やフィードバックを細かく教えてもらえました。
自分では気付かなかった評価ポイントが分かったり、次の面接に活かせたりするので、とてもありがたかったです。
私が思う「良い転職エージェント」の選び方
今回の転職活動を通して、私が感じた「良い転職エージェント」のポイントは、次の5つです。
① 自分の希望をしっかり聞いてくれる
単に求人を紹介するのではなく、
「なぜ転職したいのか」、「どんな仕事がしたいのか」、「どんな働き方をしたいのか」、を理解しようとしてくれる担当者がおすすめです。
② 求人票にはない情報を持っている
企業の社風や雰囲気など、求人票だけでは分からない情報を教えてくれると、応募する企業を選びやすくなります。
③ 合わない求人は「合わない」と言ってくれる
何でも応募を勧めるのではなく、「ここはあなたには合わないと思います」と率直に言ってくれる担当者は信頼できます。
④ 書類・面接までサポートしてくれる
職務経歴書の添削や面接練習など、求人紹介以外のサポートがあるかも確認したいポイントです。
⑤ こまめに連絡をくれる
応募後の状況や企業からの反応などをこまめに共有してくれると、転職活動中も安心できます。
大手か個人かではなく「自分に合う担当者」を選ぶ
今回の経験から、私は転職エージェントを選ぶとき、「大手だから安心」「個人だから手厚い」と決めつけないことが大切だと思っています。
大手には大手のメリットがあります。
求人数が多かったり、転職市場の情報が豊富だったりするので、最初に登録しておくのも良いと思います。
一方で、私の場合は、最終的に何気なく面談した地元密着型の個人エージェントが一番頼りになる存在になりました。
結局は、「どのエージェント会社を選ぶか」よりも、「誰に相談するか」が重要なのではないかと思います。
だからこそ、転職活動を始めるときは、最初から1社に絞る必要はありません。
いくつかのエージェントと実際に話してみて、
「この人なら相談できそう」、「自分のことを理解してくれている」、「この人のアドバイスは信頼できる」
と思える担当者を探してみるのがおすすめです。
転職活動は、求人を探して応募するだけでも大変です。
そんなときに、親身になって一緒に考えてくれるエージェントがいると、精神的にもかなり心強いもの。
私自身、今回の転職活動を通して、良いエージェントとの出会いは、転職活動そのものを大きく変えると感じました。
これから転職活動をされる方のご参考になると嬉しいです。
